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TBIとはブラッシング指導のことで、歯科衛生士にとって大切な仕事のひとつです。ここでは歯科衛生士のTBI指導について紹介します。
ブラッシング指導をするうえで、問診や診査は非常に重要になってきます。これらができていなければ適切な指導もできないため、しっかりと情報収集を行ってください。
上記のポイントを押さえながら、問診をすすめます。
問診・診査が終われば、次にブラッシング指導を行います。症状ごとで指導内容も変わってくるため、ここでは症状ごとの指導法を見ていきましょう。
齲蝕とは虫歯のことで、この齲蝕が多い方の場合はブラッシングのタイミングや使用している歯磨剤などを必ず確認してください。毎食後や就寝前のタイミングで歯磨きを行い、フッ素が含まれた歯磨剤を使用するよう指導します。とくに就寝中に口の中の細菌は増殖しやすいので、就寝前の歯磨きは欠かさないように指導。
歯周病がある方の中には、動揺歯と呼ばれる歯が磨きにくいケースもあります。とくに歯周ポケットに歯ブラシが届くように歯ブラシを当てることが大切になるため、バス方が最適です。歯ブラシを歯と歯茎の間に45度で当てながら磨くよう指導します。また歯茎をマッサージするように磨くと、より効果的です。
かみ合わせや歯並びが悪いと、歯ブラシが届きにくい箇所があるケースがほとんどです。叢生の位置は人によって異なるので、一人ひとりの歯列に応じたブラッシング法を指導します。また歯ブラシが届きにくい箇所は、部分用のブラシの使用を推奨。
患者にあったブラッシング指導を行うためには、まずは日々のブラッシング習慣をチェックします。もしブラッシング習慣が全くなければ、どんなに磨き方などを説明しても意味がありません。その場合にはブラッシングの大切さなどを説明する必要があります。
またブラッシング習慣がある方なら磨き方などテクニックをしっかりと確認し、歯ブラシなどのアイテムのチェックも大切です。ここでは初診のケースと長期的に指導しているケースごとで、指導のコツを紹介します。
初めて対応する患者に対しては、「ブラッシング習慣」 「テクニック」の2つのポイントを押さえます。まずは磨く頻度や時間などを聞き、もし少ないと感じたら「忙しいと歯磨きは大変ですよね。ですが、歯磨きをしないと歯周病が進行してしまいます」などと共感しつつ、問題点を明確に伝えるようにしましょう。
また歯ブラシの仕方も大切になるので、どんな磨き方をしているのかも必ずチェックしてください。高圧的な話し方ではなく、患者自身が話しやすい雰囲気を出すことが大切です。より自然な流れで、いろいろな情報を聞き出しましょう。共感を加えることで、患者も安心して色々な話をしやすくなります。
定期的に指導をしている患者であれば、生活の変化に注意しましょう。たとえば今までは綺麗に歯磨きができていたにも関わらず、プラークコントロールが悪くなることも。それは生活または体に変化をきたしているサインです。そのため「具合は悪くありませんか」など深く入りすぎない程度に生活背景を確認しましょう。
また聞き取った内容は必ずメモをとり、次回の診察にも役立てるようにしておきます。どんな人であっても年齢・環境・体調などによって、歯磨きの時間が割けないなどの状況もあります。その場合には幅広のヘッドがついた歯ブラシを提案するなど、状況に応じた歯ブラシの使い分けなどのアドバイス。ただ患者自身がストレスとならないように、ブラッシングについて紹介することが大切です。
多角的アプローチを行なう
稀有なクリニック
香川県坂出市にあり、小児を中心に矯正専門に医療を提供しているこうざと矯正歯科クリニック。矯正に関する新しい技術やトレンドを取り入れるとともに、歯科医や歯科衛生士、歯科技工士らとともに言語聴覚士も連携した多角的なアプローチを行なっている稀有なクリニックです。上里院長はインビザラインのスペシャリストでもあり、矯正歯科の前線で働きたい人におすすめです。
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