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どんな資格を所有しているかは、その人が就ける職業に大きく影響するポイントです。ダブルライセンスとは、ふたつ以上の資格を所有することで、手掛けられる仕事の幅を広げようという試みのこと。
主に歯科技工士が取得を目指すのが、同じ国家資格の歯科衛生士のライセンスです。歯科衛生士としてクリニックで働きやすくなるうえ、衛生士として歯のメンテナンス・カウンセリングを行い、その情報を補綴物の作成に生かす、といったより患者に寄り添った仕事ができる場合も。
所有している資格が多ければ、それだけできる仕事も増えてくるのがダブルライセンスのもっとも代表的なメリットです。また、仕事の幅が広がれば、それだけ豊富な知識や経験を得ることができたり、収入アップに繋がったりというメリットも得られます。
さまざまな側面で社会に影響を与えている高齢化ですが、歯科業界にもその影響はもたらされています。高齢者が増加すれば、それにともなって歯科疾患も増加していくでしょう。しかし、高齢者の中には自力での通院が困難な患者さんも多くいます。今後、そうした患者さんの治療のために訪問診療の必要性が大きくなっていくことが予想されているのです。
入れ歯・インプラントなどの治療において歯科技工士は必須。訪問診療を行うクリニックにとって歯科技工士は必要な人材です。歯科衛生士のライセンスも取得していれば、歯科技工士を直接雇っていないクリニックも採用がされやすくなるでしょう。
もちろん訪問診療のクリニック以外にも、歯科衛生士と歯科技工士のふたつの資格を持ったスタッフは貴重な存在ともいえます。技工所への就職だけでなく、クリニックへの就職も視野に入れている人なら、ダブルライセンスの取得は強みとなるでしょう。
西村好美さんは、大阪府茨木市で、歯科技工所「有限会社デンタルクリエーションアート」を経営しています。すでに歯科技工士の仕事を持っていましたが、46歳の時に歯科衛生士学校に入学。卒業と同時に49歳で歯科衛生士の資格を取得しました。当時、日本で歯科技工士と歯科衛生士のダブルライセンスを取得したのは西村さんが初だったそう。
西村さんは、ダブルライセンスを取得したことで人体に対する理解と知識が大幅に深まったと語ります。特に、口腔内の生理現象を正確にイメージできるようになったことが大きなメリットだそうです。歯科技工士の学校では、人工歯を作るために必要な技術や、かみ合わせ、歯にかかる力などについて学びます。その反面、炎症反応に代表される人体の生理や病理、口腔衛生などについてはほとんど触れないのです。
このような知識がないと、ブリッジなどの補填物周辺の歯肉炎や炎症などに対応できません。それを問題視した西村さんは、歯科技工士の資格だけでなく歯科衛生士の資格取得を考えたのです。その結果、西村さんはその場限りの治療ではなく、そのさき数十年を視野に入れた補綴物の製作を行えるようになったと言います。
多角的アプローチを行なう
稀有なクリニック
香川県坂出市にあり、小児を中心に矯正専門に医療を提供しているこうざと矯正歯科クリニック。矯正に関する新しい技術やトレンドを取り入れるとともに、歯科医や歯科衛生士、歯科技工士らとともに言語聴覚士も連携した多角的なアプローチを行なっている稀有なクリニックです。上里院長はインビザラインのスペシャリストでもあり、矯正歯科の前線で働きたい人におすすめです。
所在地 | 香川県坂出市駒止町1-4-2 |
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電話番号 | 0877-45-3710 |